横山 剣A / わが子にどんな名前をつけますか〜? 2008年09月25日(Thu) |
なんか妙〜な忙しさでありんす。 この1ヵ月のうちにインタビュー仕事が10本。 というのは、まあ、そんなに驚くほどではないのですが、 うち8本がすべて今月下旬に集中し、 今週はそれをひたすらまとめ&執筆の日々であります。 その上に、さらなる執筆依頼に、取材の依頼。 さすがにキャパオーバーで、丁重にお断りすること数度。 すみません〜。
というのは、僕がどうこうというより、 秋の新譜のリリースラッシュに加え、 休日やら連休が多いためのようです。 おかげで編集者のみなさんの <どうにか今週中!>という意欲は 尋常ではござりません(笑)。 まるでGW、お盆、年末の時期並みの <今週中!>コールです。 どうしてもここまでに収めたいみたいですが、 えーと、ムリです(謝)。
あーしかし、今週も子どもについて 悲しいことのニュースがいくつかありましたね。 そういう話題は、あまりにも多いので、 ここではあえて触れないようにしてるんだけど、 ひとつだけ。
福岡の小1の男の子が、母親に殺された事件。 TVとかでこの報道を見てると、 トイレの中でどうやって殺害したかとか、 そういう検証ばっか見たけど。 ネット上でも、母親が子供を殺めるなんて!という非難を たくさん見かけたけど。
たしかに親が子に手をかけるなんて、 絶対にあってはならない話だと思う。 (最近は逆も多いですけどね) でも、この事件で僕が気になるのは、 その母親が障がい者であること。 彼女は手足が不自由で、 ひとりで立ち上がることも困難なのだそうです。 男の子は、活発だけど、特別支援学級の生徒。 授業を落ち着いて最後まで受け入れられないほど 情緒が不安定なのだそうです。 発達障がいの傾向がある子だったのです。
つまり母も子も、健常とはいえない人たちなのですよ。 その日々が、どれだけ大変なことなのか、 想像できますか? 母親が将来を悲観する気持ち……。 僕は想像します。 そして自分も、悲観する時があります。
先月の『24時間テレビ』では 画面にたくさん障がい者の人たちを出して、 頑張ってください!とか、延々とやってたけど。 ほんとにそこまで気持ちが行くのなら、 社会はそんな人々の実生活がどれだけツラいものなのか、 どんな支援が必要なのか、考えないといけない。 そこまで気持ちが行く報道とか その受け取り方ができる世の中じゃないと。
世界の貧困とかにしても、そう。 普通の生活をしている中では 困難な状況での生活なんて、理解できないと思います。 だけどそれを想像できるぐらいの度量は あってもいいんじゃないかな。
もし少しでも想像できれば、福岡の事件だって <ひどい母親だ!>って短絡的な意見には、 そうそうはならないと思う。 あの人は、自分の苦しみの連環を どうにか断ちたくてしょうがなかったんじゃないかな。
やってはいけないことだよ。 でも、なんとかして断ちたい……という気持ちはわかる。 そのしんどさは、 第三者が云々できるようなもんじゃないよ。
お口直しに。 これは杉並区のゆるキャラ、<なみすけ>のパン。
区内で売ってるりんご入りのクリームパンで、 だけどホノはあんまり食べませんでした。
しかしうちの娘は、親が繁忙期であってもまるで無関係。 今日は夕方から寝付くまで、ワーワーギャーギャー、 あれがしたい、2階で寝たい、やっぱりやめた、 ママがいい、お風呂ヤだ〜! もう寝る! やっぱり入る! 2階で寝る! やっぱり下! ……と、こっちはもう大混乱。 本当に手を煩わせる子であることよのう〜(泣泣泣)。 人間的に鍛えられますわ。
まあでも、こいつのオケツを叩くことはあっても、 手はかけんぞよ。
では横山剣さんの2回目です。 僕は今回の原稿を書くために CKB関係の書物、ほかにもチェックしてみました。
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Posted by 青木 優 at 23:41
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